伊藤健太郎 力士役で元関脇寺尾を意識「かっこいい」

俳優の伊藤健太郎(23)が23日、大阪市内で会見し、主演舞台「両国花錦闘士」(りょうごくおしゃれりきし=東京公演は12月5~23日・明治座、大阪公演は21年1月5~13日・新歌舞伎座、福岡公演は1月17~28日・博多座)をPRした。  原作は同名漫画で、伊藤は美形でやせ型のナルシスト力士・昇龍役を演じる。相撲の指導担当者からは「寺尾さんを意識するといいよ」と元関脇寺尾の現錣(しころ)山親方の名前を挙げられたという。伊藤は役作りで寺尾-千代の富士の取組を見たといい、「寺尾さんはかっこいいと思った。男前力士と伺った」とひきつけられていた。  9月半ばからトレーニングを始め、「上半身メインで鍛えてる。胸板を厚くしたい。人前に出て、お相撲さん(役)として恥ずかしくない体にしたい」と宣言。周囲からも「(筋肉が)ついてきたね」と言われてきたと明かした。